キャリアガーデン

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%83%A7%E9%9A%8E

https://shingakunet.com/bunnya/w0031/x0528/career/

以下、上記サイトから抜粋

僧階が上がると袈裟の色も変わる

天台宗の場合の僧階を上位から順に列記すると、次の通り13種になります。 
・大僧正(だいそうじょう)
・権大僧正(ごんだいそうじょう)
・僧正(そうじょう)
・権僧正(ごんそうじょう)
・大僧都(だいそうず)
・権大僧都(ごんだいそうず)
・僧都(そうず)
・少僧都(しょうそうず)
・権少僧都(ごんしょうそうず)
・大律師(だいりっし)
・中律師(ちゅうりっし)
・律師(りっし)
・権律師(ごんりっし)

階級が上がるには、僧侶になってからの年数や功績(お寺の復興に貢献したとか、布教活動をしたなどの大きな活動)が関係します。一般の企業であれば役職が上がると給与も増えますが、僧侶の場合は僧階が上がっても手当がつくわけではなく、収入には一切関係がありません。
僧階が上がることで変わるのは、袈裟の色です。木蘭(もくらん)や萌黄玉虫色(もえぎたまむしいろ)、藍色の松襲(まつがさね)、紫の紫衣(しえ)など、袈裟の色が変わっていき、肩から下げる五条や袴の色もそれぞれの僧階によって異なります。
ちなみに、一番下の小僧(一休さんでおなじみ)は権律師(ごんりっし)にあたり、黒素絹(黒い袈裟)に白五条(白色の五条)をまといます
また、僧階は年齢とも関係がありません。たとえ年齢が上でも僧階が下の場合は下座になります。つまり、僧侶の世界は年功序列ではなく僧階順なので、僧侶がたくさん集まる法要などでは、袈裟の色を見れば自分がどこに座ればよいのかがわかる、ということになります。