板タブを購入しよう
前回、ドスパラでゲーミングPC「GALLERIA」をミドルタワーサイズで購入
今度は念願の「板タブ」を購入します。
結論、買ったもの
XP-Pen Deco 01 V2(JPCHDCO01V2)
総合計時間、10時間くらいはかけて決めました。
板タブ自体が初めての領域だったので、時間が相当かかりましたが、以下検討方法など。
大事にしたいもの
優先度順
①UX
②ハードウェア性能
①UXで大切にしたい点
・板タブを使うにあたり、何か登録などが必要か
→必要だと減点
→必要で且つそれが複雑であれば更に減点
・板タブがどれだけ他のソフトウェア上で使えるのか
→多ければ加点
・その他、ハードウェア性能に起因しない使い心地が良さそうなもの
②ハードウェア性能で大切にしたい点
なぜUX重視か?
この業界もハードウェア性能はコモディティ化(どれを買っても同じスペック)していると判断しました。
なので、UXが良さそうなものを買います。
[ざっくりな流れ]
- 自分のやりたいこと(図形付きのメモや少し絵を描く程度)は
1万以下の板タブでできるみたいなので、以下から選ぶ! - wacomという存在を知った!という現在レベルからスタート
- 調べて、4つのメーカーで迷った!
wacom, HUION, Raywood, XP-PEN - WACOM以外で買おうと思った。理由は「WACOMはUXが悪そう」
- HUION, Raywood, XP-PENで比べてみる
検討項目は以下!
買うもの :板タブ(液タブではない)
登録行為 :少なければ少ないほど良い
サポート :あまり気にしていない
保証 :あまり気にしていない
互換性 :ほかのソフトウェアとの互換性が多ければ多いだけよい
動作調整 :カーソルスピードなど、調整できるものがよい
OS互換 :Windowsに対応してればOK ほかで使う気なし
接続方式 :有線無線両方が良い(無線だとやはりラグがあるかもらしい
価格 :1万円以下
サイズ :B5前後
ON荷重 : 9 gくらい
傾き検知 :±60
反応速度 :266 PPS
筆圧感知レベル:8192
読み取り高さ :10mm (すごい製品だと5mmくらいになるぽい)
解像度 :5080 LPI
自分の考察 以下ただのメモ
以下は自分がWACOMも聞いたことないレベルから調べた全過程のメモ。
あまりほかの人には参考にならないと思う、冗長なので。
ただ、人間が成長するには、思考の過程や感情をメモして、積み上げていくことが大事と聞いたので書いてます。
Amazonで板タブ1万円以下を調べた
まず、XP-PENにしようかと思ったが、
以下のレビュー見てこの製品は考え直した
多分この人と同じ使い方すると思うので、
(お絵かき用じゃなくて、メモのできるタッチパッド感覚)
これはやめておこう。
レビュー見ると「同一価格で違うメーカー買ったほうがいい」という意見が気になり、まだまだ見比べることとした。
WACOMの寡占市場が長かったと知ったし日本メーカーだと知ったので、後発メーカーのほうがUXが良いと仮説を立てた。
理由は、昔ながらの日本メーカー系のUXが良かった試しがないからだ。
例)
・Windows Vistaまでは日本製のPC使っていたが謎の常駐ソフトのオンパレード。そのあとASUS購入して感動したのを覚えている。今から10年前くらいかな。それ以降、日本製のPCは買っておらず、先月のドスパラが10年ぶり。まぁBTOだけど。
・SONYが好きでWALKMANから一眼レフまで現在も使っているが、
WALKMANのUXがiPod及びMacに負けたから市場とられたし
一眼レフのPC編集ソフト分かり面杉。
SONYもVAIOやXperiaがあったのだから、Jobsと同じことはできたはずなのに、悔しいぜ。
まぁSONYはいまも頑張ってる。今後も頑張ってほしい。
その願いを込めて、一眼レフはSONYだ。
とにかく、日本メーカーにUXで感動したことはないので、とりまWACOM以外も調べる
これは一番最初に書いたXP-PENのものより良さそうかも。
これもめちゃ迷ってます。
因みに上記3つがAmazonの板タブ売上トップ1~4です
最後に、TOP5を飛ばして(安すぎるので)
TOP6を見てみよう。
ただ、この人のレビュー読んで手が出せなくなりましたw
いや、この人説得力すごいよ。
これ読んでると、WACOMやめようかになっちゃうw
WACOM社はこのレビューにコメントしたほうが良い気がする。
ということで、以下の3つから1つに決めよう。
WACOM、XP-PEN、Raywood
いやいや、調べてたHUIONがAmazon売れ筋ではランクインしてない。
HUIONも比べなくては。
ペンタブ by HUION@Amazon
ブランドはHUIONのみでAmazonで検索
すると・・・
1万以下の板タブでも数が多すぎて比べられない(^_-)-☆
Amazon上のHUIONのストアへ移動
(HUION JapanのWEBサイトストアは閉鎖されていた)
HUIONのストアはセール中のものが一覧されており、良いな~と思った。
また、こうやって液タブと板タブで分けてくれてると助かるね
ベストセラーと私へのおすすめ(板タブ探してるのばれてるw)
気になる製品発見
7,999円は安い!メモパッドとペンタブレット両用ってどういうこと?
調べてみると、裏面がメモパッドになっているよう。メモパッドとは?
裏面にかけるみたい。磁石のお絵かきボードみたいな感じかな。
しかし、書いたものを画像等として取り込んだりはできないよう。
それだと、意味がない・・・
そういう、無駄と思えるメモも、データとして保存して”情報の城”を作ろうと思っているので。
また携帯とPCの作業領域が分かれているみたいだけど、携帯で使う予定がないので、PCの作業領域が限定されているとなると、その分損だなと思った。
コスパがめちゃめちゃ高そうな製品なだけにちょっと残念
次見てみよう。
HUIONのストア上で、板タブは19種類あった。(2020年10月7日現在)
いちいち見てる時間はないので、まず1万円前後のもののみにピックアップ
そうすると8種類になる。いったん8種類のスペックをチラ見。
あ!?
そうか、うーん
これってやっぱり、PCのみ接続しても、PC接続時の読み取り範囲しか対応しないってことだよね?(左側の約1/3はデッドスペース?)
じゃあ、携帯に対応してないのにしよう。
いや、これを見ると、PC作業領域は携帯作業領域の中に入っていると表示されている。基本そうなのだろうか。よくわからない・・・
いったん、それは忘れて、まずはこの8種類をモデル名で列挙する。
(個人的にはその方が分かりやすい)
JP-HS611 ¥9,499 25%クーポンあり
HA-JP-HS611-Blue-GL01 ¥9,199
JP-HS611 ¥9,499 25%クーポンあり 色違いで同じ製品だった
Q11K ¥7,980 最近のレビューがめちゃ悪い。ペンの初期不良とMACのOSアップデートに対応できなかったようだ
HS610 ¥7,199 15%クーポンあり (610なら611買うかな)
H320M-ブラック ¥7,999 20%クーポンあり
さっき見たやつだねInspiroy Inkってやつか
H1161 ¥9,500
Q620M ¥11,800 10%クーポンあり Inspiroy DialというSurface Dialのようなものが使える。OSをWindows一択にしてる自分には良いかも。
個人的にはWindows PCのみで利用予定なので、Q620Mを買いたいと思ったが、
このレビューである
これが最新レビュー。最近ブルブル震える君になっちゃったのかな?
芯(ハードウェア)の問題なのかドライバの問題なのか。
それともOSとの相性の話なのか。
ぶるぶるくんといえば、教育テレビの彼↓だったのだが
ネット検索すると、ブルーベリーのブルブルくんがヒットしまくってビビった。
まぁいいや。
HUIONから1製品ピックアップしたいのだが、何にしようか。
そして、RaywoodとXP-PENと頂上決戦したいのだが。
結局以下5種類なんだよね
JP-HS611 ¥9,499(更に25%) 音楽操作可能
Q11K ¥7,980 最近のレビューがめちゃ悪い
H320M-ブラック ¥7,999 (更に20%OFF)
H1161 ¥9,500
Q620M ¥11,800 (更に10%OFF) Inspiroy Dial
3種類に絞りたい。
【ハードウェア性能】
ほぼ一緒。
【UXの良い点】
Inspiroy Dialが多分使い慣れると重宝しそう
【必要ない機能】
JP-HS611の音楽操作は使わない
H320Mの裏面のメモパッド使わない
【作業領域 mm (小数点以下四捨五入)】
HS611 : 254 x 152 (10 x 6 inch
Q11K : 279 x 175 (11 x 6.875 inch
H320M : 229 x 142 (9 x 5.6 inch
H1161 : 279 x 175
Q620M : 268 x 167
だいたい一緒
分かった。じゃあQ620Mを選出しよう。Inspiroy Dial使ってみたい。カーソルがブルブル君になったら、おれもAmazonで酷評してHUIONから替え芯+レビュー削除のお願いされよう。そうしよう。
いざ頂上決戦
XP-Pen Deco 01 V2(JPCHDCO01V2)
それでは始まります。
【第一本目:作業領域サイズ】
HUION Q620M : 268 x 167
Raywood Kumadori :254 x 160
XP-PEN Deco 01 V2:不明?254 x 159?
どれも遜色なし!
【第二本目:UX】
HUION Q620M : Inspiroy Dial
Raywood Kumadori :特になし
XP-PEN Deco 01 V2:pixivプレミアム(3か月)とopenCanvas 7 製品版(まじ?6000円くらいが無料でついてくるのか)あと付属品が多い(グローブなど)
【第3本目:価格】
HUION Q620M : 10620円(11800円の10%オフ)
Raywood Kumadori :5940円
XP-PEN V2 :5525円(6500円の15%オフ)
ここにきて、Raywoodが脱落。お疲れさまでした。
RaywoodはUXで2社に負け、価格でXP-PENに負けてしまったので、RAYWOOD買うなら、XP-PEN買います。よって、ここで脱落です。
【第4本目:ハードウェア性能詳細】
HUION
接続方式 :有線&無線
対応OS :Windows、MAC、Android
ON荷重 : 不明
傾き検知 :±60
反応速度 :266 PPS
筆圧感知レベル:8192
読み取り高さ :10mm
解像度 :5080 LPI
レポートレート:不明
XP-PEN Deco 01 V2
接続方式 :有線のみ
対応OS :Windows、MAC、Android
ON荷重 : 不明
傾き検知 :±60
反応速度 :不明
筆圧感知レベル:8192
読み取り高さ :10 mm
解像度 :5080 LPI
レポートレート:Max.≧200
ほぼ同じ。無線で使える分だけ、HUIONが勝利。
しかし値段が2倍以上違うので、下記をどう評価するか次第。
HUION:1万円、無線もいける、Inspiroy Dial
XP-PEN:5000円、有線のみ、openCanvas 7や付属品多数
うーーーーーーーーーーーーーーん
Inspiroy Dialがどれだけ便利なのかにかかっている。
これが便利じゃなかったら、安くて、付属品のたくさんあるXP-PENを選ばない理由がない。
Surface Dial購入者のレビューを読んだけど、
「便利だが使用用途が限られる」
本当にそうだと思う。
それが必要と思って買った人ですらそう思うのだから、決めた。
XP-PENにしよう!安いし!
お疲れさまでした~
以下は自分の調べた時系列と考えたこと。引き続き自分のメモ用。
まずは情報収集から始まった
①板タブとは?
液晶のついていないペンタブレット
②類似製品
液タブ=液晶のついているペンタブレット
Nojimaさんの、これが説明や。
③自分が求めるもの
とにかく、安くて性能が良いもの
④スペック表的には、どのくらいの数値だと要望満たせるのか
What type of spec will meet my requirements?
タブレットのペン利用時のスペック項目については、
以下のような主項目のようだ。
サイズ :
傾き検知:
反応速度:
筆圧感知レベル:
読み取り高さ:
解像度:
ON荷重:
で、今回自分のやりたい
「絵や図形入りのメモをストレスなく作成したい」
「プロの人のような絵を描くわけじゃない」
を満たす場合は、以下のような数値だとよいみたい。
サイズ :B5前後
傾き検知:
反応速度:
筆圧感知レベル:
読み取り高さ:
解像度:
ON荷重: 9 g
ほかの条件としては、以下をチェック
接続方法:有線及び無線(Bluetooth)
対応OS:Windows
※今回、スマフォやMac利用はなし
因みにiPhone 11 Pro + 4000円のスタイラスでめちゃ満足。
ただ、iPhone 11 Proの画面が小さいので窮屈。
因みに、電気屋さんでiPad ProをApple Pencilでいじったときは、感動した。多分あれはオーバースペックだとは思うが、あのくらいの性能があれば全く問題ないと思った。
ということで基準値にすべく、色々とググったわけなのだが、Apple Pencilのスペックって出てこないんですね。
公式サイト にはこれしか情報ない
Apple Pencil – 技術仕様
検索の仕方が悪いのか。
色々見てもApple Pencilのスペックは出てこなかった。
まぁ、最終的にはAmazonで1万円以下の板タブ!って条件で決めるのだが。
でも今回、色々調べて色々分かってよかった。
参考にしたサイトは以下
クボタンライク
以下2製品を比較
・HUIONの液タブkamvas pro
・WACOMの液タブcintiq
マエコのデジタル工房
筆圧感知レベルやON荷重について、勉強になった。
調べた最初にヒットしたサイトだった。
文末に「ワコムが世界中のプロクリエイターから信頼」とあったが、
WACOMを初めて知った自分にとっては「そこはエビデンスを集めてみよう」と思うきっかけとなった。
如何せん、門外漢なので、良くわからない。ただ、今のご時世、ハードウェアデバイスで日本の企業が世界中から支持されている。は、にわかに信じがたい。と思った。
音楽とイラストでJamするエネログ | REACH_rh.com
このページは後述する「HUION」の機器を比較してくれてます。
ワコム@Yahoo!ファイナンス
によれば、サムソンのスマフォなどに電子ペンシステム開発をしているらしい。門外漢とか言っといたけど、IT業界に長く働いてるのにこれを知らなかったのは恥ずかしい!サムソンのスマフォのペンUXって、めちゃめちゃ良いよね!
2018年6月でワコムはペンタブレット世界シェア9割らしいwww
いや、恐れ入ったわ、がんばれワコム。
中国企業がこれからきっと爆速で追い上げてくると思うけどがんばれ。
深センからの刺客「HUION」
wacom huion で英語の検索結果のみ表示すると面白い。
(↑これはBingでサーチ)
いろんな記事がたくさん出てきて勉強になる。
やはりずっとwacomの寡占市場だったのが、現在急激にHUIONが侵食してるってことですね。ほかのメーカーも侵食してそう。
自分がWACOMの経営者だったら、国内のリストラクチャリングと人材のグローバル化を進めて、UXをよくするために簡素化と、有名サービスとのアライアンスに力を入れる。とか思いました。まぁ素人考え。samsungと提携し、Galaxyにも技術が採用されている時点でマジ凄い。
あとはGAFAMが欲しそうな特許を先にとりまくって、技術を売っていく。
Wikipediaちらっと見て思うんだけど、たぶん今後、ハードウェアの技術って完全にコモディティ化するよね。
そのうちに最低スペックが、人間の感知できるレベル超えると思う。
その時にどうやってUXを高めるかってことが月並みですが大切になってくるわけで、今後大切なのは日本企業が苦手だと思われるのが、Globalサービスとの連携だったりマーケティングや広義の営業な気がします。
技術を突き詰めても、コモディティ化でいばらの道を歩むだけ。がんばれ。
ということで、この時は、ワコムの端末を買おう!ワコムすごい!
思ってたんだけど、結局1万円以下の板タブで~で比べると他社でいいかなと思ってしまった。
zbrushという3Dモデリングソフトを知った
こっちの世界はよくわからない。
クリエイターさんにより近づいてきた感がある。
色々クローリングしてると、すごい比較サイトを見つけた。
セミプロ絵描きのペンタブレット比較
サイト内では液タブのみで板タブの比較が無さそうなのが残念だった。