ネットワークエンジニアが使う「責任分界点」
ネットワークエンジニアの業務で、「責任分界点」「責任区分」「責任範囲」なんて言葉がよく出てくるんですが、NWエンジニアになったばかりの頃は英語でどういうかが分かりませんでした。
調べようと思ってググると、現場で使う英語とは全然違う英語が出てきます。(謎英語)
正しい答えは
「責任分界点」=「demarcation point」「point of demarcation」
「責任区分」「責任範囲」=「demarcation 」
です。
例文です。
「うちの責任範囲はルーターのLAN側ポートまでで、ケーブルから配下の機器はそっちのディマケだろ」
[ The point of demarcation is LAN ports on the router. cables and devices connected downstream are your demarcation. ]
最初の頃はなかなか辿り着けなかった言葉でしたが、ふと周りを見渡すと国内のチームでも、
「それうちのディマケじゃないから。」とか
「ベンダーのデマケでしょ?」とか
日本語の普通の会話で使われてるので、この業界じゃあ当たり前に使われてる言葉なんですよね。
「業務範囲」という意味では=「scope」
が一般的かもです。
こちらも良かったら💁🏻♂️
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2013年8月5日の独り言
懐かしいな夜勤
ネットワーク業界は、建設業界と似ていると思います。
色んな会社が集まって、一つのものを作り上げます。
黎明期のソフトウェア産業は建築会社の管理方法を参考にしてたそうな。
家も色んな人たちが集まって、建てられてるんですよね。
ソフトウェアよりも実際のインフラが絡む部分が多いのでネットワーク/インフラの業界はより建設業界に近い雰囲気。
大工、左官、ガラス屋、電気屋、水道屋、空調屋、ガス、配管などなど。
本当いろんな人いますよね。
規模によっては、重機で穴を掘る会社、掘り出した土を運ぶ会社、そしてそういったトラック等の交通整理をする会社。
関係会社、協力会社が沢山集まっている場合は、予め各社の「責任範囲」を明確にしておく必要がありますよね。
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