ネットワークエンジニアおすすめの理由を5つくらい書いてみます。

ネットワークエンジニアおすすめの理由

①プログラマに向いてない人でも向いてる可能性高い
②これからまだまだ成長産業
③まだまだ給与が高い
④その気になれば他のIT系エンジニアへクラスチェンジ可能
⑤英語を使う現場が多い

では詳細です。

①プログラマに向いてない人でも向いてる可能性高い

プログラミングとネットワークは違います。(全然)
なので、エンジニアに憧れてプログラマーを目指して挫折した人に朗報です。
まだネットワークエンジニアという道はあります。
まだあなたがネットワークに向いている可能性があります。(存分に)

プログラミングとネットワークの違いは以下です。
・プログラミング → レゴブロック(自由度が高い)
・ネットワーク → ジグソーパズル(理論上の完成図が存在する)
例えば・・・お客様に「りんごをくれ」と言われた場合。

プ)レゴブロックを使って、どんなパーツを使ってでもりんごに見えれば良いのがプログラミング
ネ)ジグソーパズルを埋めていってりんごの絵を提供するのがネットワーク

という自分はイメージです。(わかり辛いっすね)

プ)自分の遊び心を(プロジェクトによっては)ふんだんに使える場面があるのがプログラミング
ネ)理論上の最適解が存在し、それにどうやって近づいていくのか考えるのがネットワーク

学歴が全く関係ないのがプログラミング。
お勉強文化により近いのがネットワーク。

まぁ上記かなり偏見があると思いますが、
実際、超高学歴の人がプログラミングがうまく理解できなくて、全然学歴の低い人に抜かれて行って、自信喪失していく場面を何度となく見てきました。

でもネットワークでは逆はあまり見たことないですね。

プログラミングは向き不向きが結構分かれるイメージです。(努力でなんとかなる部分ももちろんありますが)

ネットワークももちろん向き不向きはあるのですが、努力でなんとかなる部分が(プログラミングより)多い気がしますし、プログラミングに向いてない(もしくは全くできない)人でも優秀なネットワークエンジニアはたくさんいます。

だからプログラミングで挫折したけど、ITエンジニアになりたいという人は、まだ諦めないでください。ネットワークエンジニアがあります。

よく最近プログラミング系の仕事が持てはやされているのを見て、「自分もプログラマー目指すぞー!!!」みたいな人が増えているのを見ると、10年前プログラマーとして働いて、色んな人を見てきた身としては、水が合わない人のその先が心配されます。

(自分はプログラマーが性に合いすぎていて辞めた口なんですが、正直ネットワークはあまり肌に合いません)

②これからまだまだ成長産業

日本のSES文化におけるネットワークエンジニアは、明らかに斜陽産業だと思います。緩やかな減退です。

ですが、IoTやら5Gやら、自動運転やらIndustrial Internetやらネットワークの発展はとどまることを知らないので、需要はまだまだあります。

最初はSES的働き方で良いと思いますが、案件を見極めて常に新しい技術を身につけると思いがけない程、先が繋がると思います。

SDNネットワークや筐体のホワイトボックス化にも繋がっていきますが、その時、ちょっとプログラミングを知っているということは強力な強みとなります。

ネットワークエンジニア界隈は、同じIT業界とは思えないほどプログラミングが出来ないので。

③まだまだ給与が高い

ネットワークエンジニアだけでなく、インフラ系エンジニア全般に言えることですが、高給取りが多いです。(ITインフラだけでなく、プラント系エンジニアも高給取りが多いです)

よくブログやYoutubeなどの動画で、「あなたも年収1000万円!」という投げかけに対してコメント欄で「嘘だ!詐欺だ!そんなことない!」というコメントを目にするのですが、嘘じゃないですよね。




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最低年俸が700万ですからね。(条件付きですが)

この業界で、運が良くて努力もしてれば1000万は5年目くらいで達成できますし、遅くとも10年やっていれば達成します。まぁもちろん、常に勉強し続ける事と、所属する企業を間違えない(もしくは転職していく能力)が必要ですが。

因みに、経歴10年弱の知り合いに訊いてみると、軒並み1000万超えです。この業界は、他の業界より給与水準が高いことは間違えないと思います。

ところで、同じITでも、スタートアップ企業の文化(所謂渋谷界隈)とはだいぶ文化が違うので、そっちが好きな人はちょっと肌に合わないかも(文化的な意味で)

最近、「大企業では安心できない!変化の時代はスタートアップでチャレンジだ!そのほうが安定だ!」という感じで、所謂IT系スタートアップ企業に働いている方達が多くなってきているイメージなのですが(かくいう私も前々職はIT系スタートアップ(今はAI開発)で働いていたのでコテコテのスタートアップで、ハーフパンツでスタンディングデスクで働いていました。

ただ、そういった目立つ企業よりも、目立たないインフラ系、の方が実は高給取りに慣れる可能性は多いと思ってます。

で、ITスタートアップ業界の注目度が上がれば上がるほど、人材はそこに集まります。相対的に、地味で誰にも注目されてないインフラ寄りの人材が減っていきます。それにより、私の勝手な予想ですが、逆に給与が上がっていく気がしてます。おすすめです。

④その気になれば違うIT系エンジニアへクラスチェンジ可能

ネットワークエンジニアは全てのIT技術のHUB的位置に居ます。
ITに携わっている人は間接的に必ずネットワークに関わっているはずなので。

プログラマーも通信の仕組みを知る必要があるし、組み込みエンジニアもそうですよね。

そう考えると、ネットワークを学んだ後に、違う職種、例えばプログラマー(フロントエンド、バックエンド)サーバーエンジニア、ストレージ、DB、いま注目度が上がっている分野でネットワークに親和性が高いところだと

・セキュリティ
・ブロックチェーン
・AI
・IoT
・5G関連の技術

などもネットワークの基礎を知っているとプラスになることがとても多いはずです。

⑤英語を使う現場が多い

最後に、これはちょっと番外編ですが英語を使う現場が多いです。

ネットワークは海外と繋がってるので、海外の人とのやりとりが多くなります。そうすると英語でコミュニケーションを取る機会が多くなります。

まぁ最近はプログラミング系の仕事でも英語使う環境は多いですけどね。(10年前と比べると)

そもそもマニュアルが英語だったり、良質な情報は英語媒体にあったりしますしね。

ただ、英語が現時点で得意で、ITエンジニア系の仕事に転職したい人はプログラミング狙うよりネットワークエンジニア狙った方が(人によっては)良いと思います。

色々書きたいことが溢れ出てくるんですけどとりあえずこの辺で。

ちなみに、Google FormでのITエンジニア適正チェックを作成中です。

アンケート形式で向いてるエンジニアがチェックできます。

できたら公開します。