核家族化社会でのワンオペ子育ては無理ゲー。誰もできない。

この核家族化の進む世の中で、子育てをするのは大変だ。

昔の様な親戚や地域社会のコミュニティが存在しなくなっていて、父親が働いて母親が子育てするなら、母親は完全なワンオペになる。

ワンオペは無理ゲーだ。

だいたい、(間違えは多分にあると思うけど)、殆どの50代以上の親たちはワンオペを知らない。

だから、「簡単だ」。なんていう。
「出来ないのは甘えだ」。なんていう。

ご近所に醤油を借りたり、
家にじーじ、ばーばが居た時代とは想像がつかない。

ワンオペは、例えば、トイレに行きたかったら子供を抱えて一緒にトイレに入り、うんこをする。そうしないと回らない。それがワンオペだ。

時には裸のまま、通販の配達のお兄さんの対応をしないといけないだろう。
それがワンオペだ。

それが普通?
子供を作ったならそんなの当たり前?

いや、それは普通ではない。
これは、核家族化の弊害である。

少なくとも1世代前の、家に2世代住んでいる可能性があり、住んでいなくとも、親戚がいて、親戚がいなくても、安心できる近所コミュニティーが存在した時代では、想像がつかないほど、今子育ては大変になっている。

完全リモートワークによりワンオペ回避

紆余曲折あり、自分は現在完全リモートワークだ。
3年前は、自分の子供を入園させるために英語保育園運営のスタートアップに転職したが、力不足で成しえなかった。
子供との時間を捻出したくとも、長時間労働の中、理想と現実のギャップにもがいていた。

コロナ禍により、完全リモートワークになった。

そうしたら、子供との時間が取れるようになった。
妻のワンオペも微力ながら助けられるようになった。

ちょっとトイレに行きたいなら、0歳児の息子を自分がみれば良い。
料理中に泣き止まないなら、自分があやせばよい。

自分は子供との時間が取りたかった。なので、全く苦にならない。

リモートワークにより無くなった時間

リモートワークにより無くなった時間は以下だ。
・通勤時間
・職場用に着替える時間
・定期などの購入時間
・お昼ご飯や飲み物を買う時間
・無駄とは言わないが、謎のコミュニケーション時間

これを全て、育児の時間に投下できる。
自分の場合は、恐らく 2hrs/日 程度だろうか。

しかし、ワンオペの妻にとってはとても大きな時間である。
私も妻も、そして子供も嬉しい結果となった。
本当にいまの生活スタイルには満足している。

余談

現在は合同会社で完全リモートワークできる契約状況は今年いっぱいしか続かないが、なんとか2021年も完全在宅勤務で育児に関わっていく。

駄文 自分の母親

幸運な事に、自分の母親は70代だがそれを経験していた。
なので、とても理解がある。
母親は、親戚が全くいない土地へ引越し、共働きで、父親が昔の考え方(もちろん70代なら殆どがそうだと思うが)で育児に殆ど関与せず、自身も働きながら子供2人を育て上げた。
いま、2児の父になり、本当にすごい母親だと、実感している。
おれは軽くグレて家庭裁判所に行ったこともある。
姉は不登校で小学校4年生から中学卒業まで学校に行かなかった。
それでも、2人が大学卒業するまで、ずっと支援してくれた。

ありがとう。お母さん。