まず筆者の境遇が自分の境遇と似ていて(出身大学も一緒で凡人w)IT業界でのバックグラウンドも似ているのでそのままトレースするだけでも再現性が高そうだなと直感。

超現実的な解でとても参考になりました。

実行時に気をつけたいなと思ったことは、自分が登る山を決めるところは誰かからの助言を受けながらをするべきだなと。

「成長市場のニッチを狙って情報発信」のどこがニッチなのかは、実は1番難しいはずなので。

私的な話ですが、2018年から個人事業主、2019年3月にLLC登記。自分も起業を志した日を覚えているのですが、その日からちょうど9年経って、「このままじゃ10年経つ!」と焦って3月のその日に登記しました。

ここ最近、起業には大きく2種類あると気付きました。

筋肉バキバキ系の起業と、生態系の一部系起業です。

起業を志してから書籍をいろいろ読んだのですが、5年前位は筋肉バキバキ系の起業の本が多かったと思います。

自分が読んだとこだと、

ユニクロの柳井さんの書籍

柳井さんお勧め本の「プロフェッショナルマネジャー」

「Hard things」。あと有名起業家の創業物語的な物多数。

鼓舞されて決意するんですけど、

でも何かしっくり来なかった。

自分の中の起業のワクワク感が否定される気がするんですよね。「ワクワクしてるなんて起業を舐めてんのか!生死を掛けた闘いや!」みたいな。

で、実際にスタートアップで2社働いて、本当に死にそうになってやっぱ自分に起業はダメかなと思ったんですが、

最近流行り?の生態系の一部系起業の「しょぼい起業」「凡人起業」で自分の気持ちを肯定された気になりました。

えらてん さんの「しょぼい起業」は「何も持たざる人の起業戦略」だと思うんですが、「凡人起業」は「少しだけ持っている人の起業戦略」ですね。

えらてんさんは雇われた経験が無く、そのためゼロベースでも出来る方法が書かれていて考え方としては大変参考になったんですが、絶賛社会人中の人にとっては、具体的に自分の持っているものをどう活用すれば良いのか見えづらかったはず。

(またBtoB系の仕事をしてる人がBtoC系の仕事をするのは人によってはめちゃくちゃ障壁が高い)

その点、この凡人起業は、「社会人経験という資産の拡大化」だと思うので、リスクも低いし、「もうIT系で起業しよう(その方が初期投資やランニング少なく済むから)」と言い切っている所も、現実的だなと思います。

要(かなめ)は、

経験値 ✖️ IT(初期投資減➕跳ねる事業化)✖️増資

って事だと理解しました。

ITにする事によって、VCからのリスクの低いお金を引張て来やすくしてます。

これがITとか絡んで無いと、はねる事業にできないと思うので、VCからのお金は引っ張ってこれない気がするんですよね。

そうなると調達方法は借入とかなるわけで、そうすると首括る系の筋肉バキバキ起業になっちゃうんですよね。

金のアンカーが心に打たれてる人は、筋肉バキバキ系の起業やってもいいと思うんですけど、自分は銀のアンカーだと思っている人たち(凡人)は、やっぱりこっちの道を行くべきですよね。

と言うのが自分がスタートアップで学んだ事です。ある一部の創業家が持つ狂気染みた怨念のような信念が、自分の中にないと確認が取れたなら、自分のモチベーション以上のリスク取りは、いつか破綻する。

なので、この戦略は色んな意味で理にかなっているなと思いました。