IoTで有線が無線になる

IoTで一番感じたのは、今まで有線で繋いでいたものが全て無線になっていく。
ということだ。

フルークのGIGAスクールサイトがすごい|GIGAスクール|特集・連載|平野通信機材株式会社
https://www.hiranotsushin.jp/news/gigaschoolnavi/2020/000769.html

有線環境をテスト・トラブルシューティングする時は、フルークを使う

フルーク社ネットワークオートテスター市場では独占状態のような気がする。
そもそもネットワークエンジニアでも「ネットワークオートテスター」という名前には馴染みが無いと思う。
それより「フルーク」という会社名の方を製品名として呼んでいる。
ホッチキスを「ステープラ」とは呼ばないよね。的な。

今後は無線環境を手軽にテスト・トラブルシューティング出来る製品・サービスが求められる

IoT絡みで機器を導入する時、本当にそう思った。
WifiやBluetooth、LTEにローカル5G, LTE-M やLoRaWAN、更に衛星レーダーの干渉など、電波の世界も奥が深い。
また電波干渉は、その時に一瞬計測しただけでは観測できない。
一定時間の定点観測が必要だ。
ローミングも気にしないといけないし、遮断物の移動、その材質も確認ポイントとなる。
現場の機器やモーターが出す電磁波なども電波干渉を起こす要因だ。

そして、これらを調べ、吟味し、適切な電波設計をしていくのもやはりネットワークエンジニアの仕事だと思う。

電波の基本

Wi-Fi

Wi-Fiは2.4GHzと5GHzに分かれる。

無線LAN規格通信速度(最大)周波数帯
(Wi-Fi 6)IEEE802.11ax9.6Gbps2.4GHz/5GHz帯
(Wi-Fi 5)IEEE802.11ac6.9Gbps5GHz帯
(Wi-Fi 4)IEEE802.11n300Mbps2.4G帯/5GHz帯
IEEE802.11a54Mbps5GHz帯
IEEE802.11g54Mbps2.4GHz帯
IEEE802.11b11Mbps2.4GHz帯
https://www.iodata.jp/product/network/info/base/kikaku.htm

2.4GHz・5GHz帯の特徴

5GHz障害物に弱い
同一の周波数帯を使用する機器がないため、電波干渉が少ない
2.4GHz障害物に強い
電子レンジ・無線キーボード・マウス・Bluetoothなどと干渉しやすい
屋内・屋外共に利用可能。
https://www.iodata.jp/product/network/info/base/kikaku.htm

5GHzの屋外利用には制限がある

Google検索「wi-fi 2.4g 5g」

https://www.iodata.jp/product/network/info/base/kikaku.htm

http://qa.elecom.co.jp/faq_detail.html?id=5953

https://wifistore.jp/column/1412

Google検索「wifi 屋外」

https://www.buffalo.jp/biz/industry/detail/networkbuilding.html

https://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/others/wlan_outdoor/