結論として、非英語圏の国民の英語力を評価する正式な指標は無いようである。
それを踏まえて、以下参照したい。

EF English Proficiency Index / EF英語能力指数

批判
EF EPIは、各国の代表抽出を行っていないことから批判されてきた。言語社会学社の寺沢拓敬は、重大な問題点として3点上げている[2]。

代表性はない。EF社独自のオンライン英語力診断テストを受けた人の結果に過ぎない。(英語がよくできる人は「診断」テストを受けるはずがないし、まったくできない人・興味がない人も診断しようとは思わないわけで受けない)
数値が乱高下している。点数が毎年大きくブレており、この点からも信頼性の乏しさは一目瞭然である。(たとえば、EF英語能力指数によると、日本は2015年までは香港よりも英語ができる国だった。)
営利目的。このランキングは、EF社がプロモーションの一環としてやっているものであり、調査のために作られたものではない。

上記のように、このランキングは、国際比較調査ではなくテストスコアを集計したものを二次利用したものに過ぎない。ただし、英語能力の国際比較調査はほとんど存在しないこともあり、本ランキングを参照してしまう著者・記者もいる。

類似の調査
欧州委員会は「SurveyLang」と呼ばれる言語調査を行った。この調査では、15歳のヨーロッパの学生から代表サンプルを取って、外国語スキルを調ベるテストを行っている。13カ国の調査報告とデータセットは2012年6月に公開された[3]。

SurveyLang

上記に記載の欧州委員会が行ったヨーロッパ内の言語調査。
結果はこちら